就寝してから朝までぐっすり眠れていますか?
昼間に眠くなったりしませんか?
疲れは解消されていますか?
夜中に目が覚めたり、日中眠くなる人は睡眠に問題があるかもしれません。
睡眠は質が大事
妊活のカウンセリングで睡眠について確認するのですが、
「普段7時間寝ています」
「平日は6時間睡眠ですが、休みの日は昼間で寝ています」
など、「睡眠の長さ」を答える人がほとんどです。
長さ(睡眠時間)も必要ですが、実はもっと気にしてほしいのが「睡眠の質」です。
睡眠の質が良くない(睡眠が浅い)と、成長ホルモン(GH)もメラトニン(睡眠ホルモン)もあまり出ないことがわかっています。
成長ホルモンは細胞の修復にも疲労の回復にも必要です。
睡眠の質は「睡眠深度」で表現され、現在N1、N2、N3の3段階で考えられています。
睡眠は最初の波が一番深く、徐々に波が浅くなっていきます。
成長ホルモン・メラトニンがしっかり分泌されるには、最初の睡眠でN3の深さまで達していることが必要です。
睡眠の質を良くするにはどうしたら良いのか?
「交感神経の緊張が解れ、副交感神経が優位な状態(リラックスしている)に体を整えること」この一言に尽きます。
そのためにできることは、実はいくつもあるのですが、
その人の体質・生活習慣によって優先順位が変わります。
今後、複数回にわたって、
「睡眠の質を良くする」「自律神経を整える」方法を取り上げます。
ご自分の妊活・健康に役立てていただければ嬉しいです。
記事を書いている人 平田泰之
富山県黒部市で不妊症をはじめ、生理痛・妊娠・出産後のケアなど女性のライフサイクルに関わる身体の悩みを40年間専門にしているひらた資生堂薬局の二代目。ひらた鍼灸治療院院長。
薬剤師・鍼灸師・コウノトリ鍼灸師・ONP認定栄養カウンセラー・睡眠健康指導士上級・婦人科セラピー協会会員・日本生殖医学会会員・日本不妊カウンセリング学会会員
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