炎症があると着床しにくい?

妊活を頑張っている女性で、生理痛がある人は多いです。

生理痛の原因は様々で、内膜症(チョコレート嚢胞を含む)・筋腫・腺筋症が裏に隠れていることも非常に多いです。

生理痛を軽減するために、痛み止めを飲むことってないですか?

痛み止め(ロキソニン・ボルタレンなど)で楽になる生理痛は、炎症が起こっていることを意味します。

炎症があると妊娠しにくい体質になりやすいです。

 

過去の慶応大学の論文でも、炎症が減ると妊娠率・流産率に影響した記述がありました。

その論文の中では、

炎症が軽減することで

妊娠率 26.6% → 42%

流産率 36.5% → 28.6%

の変化が見られたとあります。

 

考えると、当店で体質改善に取り組まれて妊娠された女性のほとんどが、

生理痛が楽になってから妊娠されています。

 

炎症が起こりにくい体質に改善していくことは本当に重要ですね。

人の体には本来ステロイドホルモンを分泌して炎症を抑えようとする働きもあるんです。

ですが、その機能が上手く機能できなくなっていたり、

その機能だけで抑えられないほど炎症が起こりやすい体質になっている人も多いです。

 

でも、こういった方も、体質に合った妊娠しやすい身体づくりをすることで

体質改善は可能です。

 

妊活を頑張っていて生理痛がある方、

不妊治療で思った結果が得られていない方は

思い悩まず、気軽にご相談くださいね。

記事を書いている人 平田泰之

富山県黒部市で不妊症をはじめ、生理痛・妊娠・出産後のケアなど女性のライフサイクルに関わる身体の悩みを40年間専門にしているひらた資生堂薬局の二代目。ひらた鍼灸治療院院長。

薬剤師・鍼灸師・コウノトリ鍼灸師・ONP認定栄養カウンセラー・睡眠健康指導士上級・婦人科セラピー協会会員・日本生殖医学会会員・日本不妊カウンセリング学会会員

 

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